30歳の節目を迎えて、記念に何か買いたい…という読者も多いのでは。20代を駆け抜けた自分へのご褒美にしつつ、憧れる大人に近づくための投資にもなる…そんな名品を、堀田茜さんと探してみました。
*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。製品の価格は変更している場合があります。
CARTIR【カルティエ】
憧れの先輩の手元を見てときめいた“タンクルイカルティエ„が第一候補
時計のある手元、さらにハンサムな印象だと、知性が際立って見える気がして…と茜ちゃん。クラシックな佇まいに、ゴールドの繊細な差異、革ベルトのセレクトでさりげなく個性を演出。時計「タンクルイカルティエ」¥1,372,800イヤリング¥704,880ネックレス¥338,800リング¥550,000(すべてカルティエ/カルティエカスタマーサービスセンター)ジャケット¥55,000ベスト¥33,000(ともにDESPRÉS)カットソー¥9,900(ハイク/ボウルズ)
堀田茜、これからの30代を一緒に歩む名品を探し中!
2022年の秋、私も30歳を迎えました。「大人っぽくなった」と言ってもらえることが増え、精神的にも落ち着かなくてはと思っているのか、30代を迎えた覚悟が自分の背中を押してくれる…そんなことも増えてきました。でもそんな節目も、偉大な先輩たちを見ていると、自分を確立するひとつの通過点に過ぎない。なってみて肩の力が抜けたというか、年齢を重ねることに恐怖を覚えるより、自分の憧れを投影するひとつの基準として受け入れていきたいです。
そんな“またひとつ大人の階段を上がった自分”になにかプレゼントしたい、とずっと迷ってまだ買えずにいます。私の理想は、ずっと身に着けているうちに気づけばそれが自分のアイコン=「私らしさ」になっていること。たくさんのモノを持つよりも、ひとつのモノを大切にしていきたいタイプかも…30代は、そういった価値観も育まれる時期だと思います。一目でそれとわかる存在感だけに頼らず、ルーツに触れ、本物の価値を知った上で手にしていきたい。その方がより魅力を感じることができるし、愛着も湧くと思うから。
理想の女性像を思い浮かべるとともに、少し大げさだけれど、どんな人生を送りたいのか。ライフステージの変化とともに、自分の子供にも引き継いでいけるものが私にとっての「名品」です。トレンドに左右されることなく、いつまでも自分にフィットしてくれるもの。このページが私だけでなく、働く30代にとって「名品」と出会う良いきっかけとなりますように。
※サイズは編集部調べです
撮影/酒井貴生(aosora・人物) モデル/堀田 茜 ヘアメーク/塩澤延之(mod’s hair)スタイリング/荒木里実 取材/清水亮子 撮影協力/BACKGROUNDS FACTORY 再構成/Bravoworks.Inc